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…この映画の総予算は99万円。ハリウッド映画と比べるとケタが4つほど低いが、観客を楽しませたいという志は高く、ありがちな予定調和、ハッピーエンド、創造性に欠けたCGなど月並みなハリウッド映画を超えたオリジナリティを目指すものである。また本作「隣の星は青かった」はSF映画でありながらCGは一切拒否、宇宙船、船内、研究所など核となるシーンは全て手作りの美術をベースにした実写となっている。またシナリオに関しては独創性を高めるために、第一稿のシナリオをベースに役者、スタッフが4か月間にわたりストーリーを練り直し、様々なアイデアを加えることにより完成度、オリジナル度を増し、最後まで予測がつかない展開となっている。
各出演者は撮影を通じて自由で創意ある演技を追求した。この映画の根幹をなす6人の役者は全て10年から30年のキャリアを持つベテラン俳優てある。彼らは完成した既存の脚本に甘んじることなく、リハーサル、本番を通じて、究極のオリジナリティーであるアドリブを連発、演技、表情、セリフ全ての面で発揮され、ストーリーに厚みとキレを加えている。
…千年前の源氏と平家の戦いから存在した東西対決は根深い。文化、言語、食習慣、趣味、スポーツなど多岐にわたるすれ違いがあるのだ。それは現代世界におけるカトリックとイスラムに匹敵するほど根深いものがある。今回はそうした対立による夫婦間、友人間に起きうる悲劇を金星VS地球に置き換えてシニカルに描いたものである。
…今回は監督と作曲家の安田光雄という自主音楽界における鬼才との間で創造的な共同作業が行われた。この映画において安田は映像が持つ深い意味を探究し、各シーン・シーンが持つメッセージに深い意味を与えている。時に作品の核となるメインテーマは様々な形で変化して繰り返されるが、テーマ曲が反復される度に映像は活き活きと変貌しカラフルな彩りを添えていく。最後のラストシーンの6分間はまさに音と映像の万華鏡ともいえ、「2001年宇宙の旅」に匹敵する音と映像のコラボレーションが観られるであろう。
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